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財産一覧表(鏡)作成時のポイントとは
2019.01.01
資産は常に見える化する必要があります。
見えていれば全体像が掴め、柔軟な対策ができる
基盤となります。
全体像を見ないで相続対策を始めようとする
ことは、鏡を見ないで化粧をするのと一緒です。
では、その欠かせない鏡についてふれてみましょう。
財産一覧表(鏡)作成時のポイントとは
必ずくる相続に対して、早い段階で準備が必要です。
まずは現状の財産と債務の全体を把握する必要
があります。
出来れば毎年、財産一覧を作成し見直しを行い
ましょう!
<財産一覧の記載例>
財産の種類・財産額(課税価格) ・配偶者 ・子供1 ・子供2 ・子供3
自宅土地・・・・・・○○万円 ○○万円 ○○万円 ○○万円 ○○万円
自宅建物・・・・・・○○万円 ○○万円 ○○万円 ○○万円 ○○万円
上場株・・・・・・・○○万円 ○○万円 ○○万円 ○○万円 ○○万円
預貯金・・・・・・・○○万円 ○○万円 ○○万円 ○○万円 ○○万円
借入債務・・・・・・○○万円 ○○万円 ○○万円 ○○万円 ○○万円
上記のように縦列に財産種別、横列に全体価格を
先頭に、誰にどの位わけるのかを決めて、概算を
記載します。
エクセルなどを使って整理すると便利ですね。
一覧表作成時のポイントとしては、土地家屋は
用途ごと(自宅用、貸付用、空家、遊休地等)に
分類します。
預貯金は金融機関(口座別)に区分しておくと
いいでしょう。
また、有価証券は種類と銘柄ごとに記載しておく
と判別し易いです。
この一覧表を別の視点からいうと、会社の
決算書と同じです。
法人は毎年決算期に貸借対照表や損益計算書を
作成し、一般販管費に無駄がないか等を見直し、
年間を通して赤字か黒字かを数字で確認して
次期に向け戦略を練り直します。
その個人版と思って下さい。
いつやるのか「今でしょう!」です。
執筆者:ちばPMA相続サポートセンター 佐藤 浩之
※上記、掲載内容は投稿時点でのものです。
情報改定や法令改定等により、掲載情報が変っている
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