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路線価図の3つの簡単な見方とポイントとは
2019.01.06
路線価格図の見方が解らないと、評価額が大幅
に間違ってしまう可能性もあります。
また、所有地を他人に貸している場合に用いる
借地評価についても、じつはこの路線価図に
掲載されています。
では路線価図の簡単な見方についてお伝え
します。
路線価図の3つの簡単な見方とポイントとは
路線価図はポイントのみ押えていれば、決して
難しい図ではなく、一般の方でも十分に読み取
れます。
では、ポイントを絞って見て行きましょう!
下記は参考に、JR船橋駅南口ロータリー付近の
路線価図を掲載してみました。
見方のポイントは下記の3つに集約されます。
① 道路についている価格が千円単位で表示
されております。
例)970Bとは970,000円/㎡という意味です。
自分の土地がその道路に面して100㎡あれば
(100㎡×970,000円=9,700万円)の評価と
いうことになります。
② 前記の数字の横にBとあります。
これが借地権割合のことですが、借地権割合
は次の種類があります。
A=90%・B=80%・C=70%・D=60%
E=50%・F=40%・G=30%
が全種類です。
従い、Bと記載があれば、土地を借りている人
が、その土地に対して80%の割合で権利が
ありますよ。という意味になります。
あくまで税法上ですが・・・
③ 道路上の価格が○で囲われており、黒塗や
斜線が付いている場合がありますが、意味は
次ぎのとおりです。
「黒塗」=
その地区区分は黒塗側の路線の道路沿い
のみが該当するという意味です。
「斜線」=
その地区区分は斜線側の路線には該当しない
ことを意味します。
「白抜」=
その地区区分は路線全域に該当するという
意味です。
その他、路線価図の左上に7種の地区について
説明があります。
基本的には、この3つの概要を理解して閲覧
すれば、所有している自分の土地が相続税法上
幾ら位の評価になるのかを簡単に算出できます。
正確には画地調整といってさまざまな補正を
行いますが、補正の概要は別のコラムでお伝え
します。
執筆者:ちばPMA相続サポートセンター 佐藤 浩之
※上記、掲載内容は投稿時点でのものです。
情報改定や法令改定等により、掲載情報が変っている
場合がありますので、ご確認をお願い致します。
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