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さまざまな土地の評価には何があるのか?

2019.01.13

土地には建築用地以外にもさまざまな土地があります。

例えば道路持分である私道の評価はどうなるのか?

など、建築と同じ評価では不釣合いですよね。

では色々なケースの土地評価について順番にお

伝えしていきます。

 

 

 

さまざまな土地の評価には何があるのか?

 

 

私道

 

敷地の一部を私道として提供しているような場合

には、評価を70%下げることができます。

 

自用地評価-70%=私道の評価額となり、通常評

価の30%でいいですよ、ということになります。

しかし不特定多数の人が誰でも通行できるような

私道の場合には評価されず、0%の評価となり評

価対象にならないことになります。

 

 

 

 

セットバックが必要な土地

 

セットバックとは、建築基準法上のルールで、接面

道路の幅員が4m未満の場合、当該地に接道する

土地に建築をする場合には、道路中心線から2m

対岸側と互いにバックして道路を4mに広げて下

さい!というものです。

 

例えば、現況3.6mの道路に接している土地の場

合、道路境界から20㎝後退予定の土地部分は、

評価を70%引いていいですよ!というわけです。

 

通常の路線価格×30%=セットバック予定部分の評価額ということになります。

 

 

面積の大きな土地

大きい土地とは、三大都市圏では500㎡以上、そ

れ以外の地域では1,000㎡以上の土地を指し、路

線価格に規模格差補正率等を乗じて評価します。

 

平成30年1月より改正になった広大地評価の具

体的内容については「⑥相続発生後の対策」でご紹介致します。

 

 

以上のように土地は細部まで確認することにより、

評価を少しでも下げられる場合が多いのですが、

現実的には、なかなか不動産に詳しい専門家も

少ないといわれています。

 

○○士に任せっきりではなく、自分で評価を少し

でも下げられる目を養うように学んでいきましょう!

 

執筆者:ちばPMA相続サポートセンター 佐藤 浩之

 

※上記、掲載内容は投稿時点でのものです。

情報改定や法令改定等により、掲載情報が変っている

場合がありますので、ご確認をお願い致します。

 

 

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